家を建てる時にすべきこと

 

これから家を建てる人へ

建ててみて分かったささやかなアドバイス

 

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土地の下調べ、ハザードマップの確認

南側が道路に面して日当たり抜群の土地だったので夫が気に入り即決した。
でも大きな通りから緩やかな傾斜になっていて、家が立つ土地は周辺より低くなっていると契約の時の説明で初めて知った。
雨の日は我が家に面する道路脇に雨水がたまって、車が通るとバシャバシャーと飛んでくる。 ゲリラ豪雨でまさかの浸水は? 昨年の西日本豪雨が頭をよぎる。住んでみると車の交通量も意外に多い。
土地を見て気に入ったら周りの環境を調べよう!それから災害や洪水の危険性を教えてくれるハザードマップの確認も! 厚真の大地震で発生した札幌の液状化現象、他人事ではなく怖かった。昔は水田や水路だったことを知らないで土地を購入することもあり得る。土地は購入前に可能な限り下調べをしなければとつくづく思った。

 

 

建設会社とのやり取りはメモする

私は打ち合わせの途中から日誌を書くようにした。これが後ですごく役に立ったが、メモし忘れた失敗が幾つかある。

モデルハウスでの打ち合わせの時にカーテンレールを見て、「これはサービスで付けてくれるんでしょう?」と夫が言った。「あ、いいですよ」と我が家の営業担当さん。夫は打ち合わせの度に言うので、私は「そんなに何度も聞かなくても、付けてくれるって言ってるでしょう」なんて言っていた。日誌には書かなかった。

それが建築費支払いの最終局面で請求されるなんてびっくり!

渡された請求書を見て何故か夫と顔を見合わせ笑ってしまった。

彼らしいなぁ・・・

夫「あんなに言ってたのになぁー」営業担当さん「言ってましたか・・・」
夫は渋々了承したけど、帰る道すがら「何度も言ったのに」とぶつぶつ。口約束は言った言わないのもめ事になるから必ずメモしよう!

 

 

現場に足を運ぶ

私たちは仕事の合間を見て現場に足を運んだが、昔と違って今はあまり来ない施主もいるそうだ。コスモ建設では釘打ちのセレモニーというのがあるのだが、それまで施主の顔を見ない事もあると大工さんが言っていた。

心ばかりの差し入れを持って週に2回ぐらい通ったと思う。なるべく行くように心がけた。何より家が出来上がっていく様を見るのが楽しかったし、分からないことを大工さんに聞くと色々教えてくれて為になった。現場に行くといつもワクワクしたしチェックも出来る。照明の位置やコンセントの高さが違っていて工事担当さんに連絡して直してもらったこともあった。現場に足を運ぼう!

 

 

追加費用が掛かるもの(オプション)はなるべく契約前に決めよう

契約前の打ち合わせ段階で設計図と共に貰う資金計画書(見積書)ってかなりアバウトなもの。資金計画書(見積書)は本体工事一式幾ら、暖房工事一式幾らなど「一式幾ら」しか書かれていない。私たちはそれで建設会社と契約してしまうんだから、考えてみたら怖い話だわ。

コスモさんに限らずハウスメーカーはこの様なアバウトな見積書が多いみたいだ。

そして契約の席で渡される仕様書で「一式幾ら」の工事内容を確認することになる。


施主の様々な要望は追加となって見積書に載ってくるが、なるべく契約前に何を追加するか決めたほうがいいと思う。もちろん追加は契約後でも出来るし、契約後にあれもこれもと出てくるもの。

オプションでグレードの高いものに替えた時の差額、費用はハウスメーカーによって全然違う。良心的なところもあれば、悪徳なところも。そして自分の選んだハウスメーカーがどうなのかは、ネットで金額などを調べていくと分かるようになる。


予算には限りがあり、契約後に建築費用がぐんと高くなっては心臓に悪い
なるべく契約前にオプションを追加して、全体像を見てから契約しよう!